前回,前々回は,Linux上でプログラミングをするときによく使うテキスト・エディタ「Emacs」と「vi」の基本操作法を説明しました。今回は,Linuxを操作するときに大きな役割を果たす「シェル」について説明します。シェルは,プログラマとシステムの“仲介役”です。シェル・スクリプトというプログラムを用意しておけば,複数のコマンドをバッチ処理することも可能です。 シェルの役割 コマンドを使ってLinuxを操作しているとき,我々はシェルのお世話になっています。シェル(shell)は,ユーザーからのコマンド入力を受け付けて処理を実行するプログラムです。そのため,コマンド・インタープリタとも呼ばれます。 大まかなシェルの仕事の流れは,次の通りです。 (1) プロンプトを表示してコマンド入力を受け付ける (2) ユーザーから入力されたコマンドラインを受け取る (3) コマンドラインを「コマンド」「引
●名称:Freespire 2.0 ●提供元:Freespire project(米Lindows社) ●URL:http://www.freespire.org/ ●対応機種:PC AT互換機 Freespire projectは2007年8月8日(米国時間),同社が開発するLinuxディストリビューションの「Freespire 2.0」を公開しました。Freespireは米Linspire社が開発するディストリビューションのLinspire(旧Lindows)をコミュニティ・ベースで開発した無償のLinuxディストリビューションです。「Ubuntu 7.04」がベースになっています。 Freespireの特徴としてCNR(Click 'N' Run)があります。CNRとはLinspire社が提供しているサービスの「CNR Service(http://cnr.com/)」で公開されてい
Linuxディストリビューターの米Linspireと、低価格PC製造のMirus Innovationsは1月17日、199ドルのLinux PCの販売開始を発表した。米大手小売業Searsのサイトで299.99ドル(19日までは284.99ドル)でオンライン販売されており、100ドルのメールインリベートが適用される。 この「199ドルPC」は、IntelのCeleron 420プロセッサ(1.6GHz)を搭載し、HDDは80Gバイト、メモリは1Gバイト。OSはFreespire 2.0をプリインストールしている。また、ソフトウェアをワンクリックでダウンロード/インストールできる同社のソフトウェアダウンロード技術「Click 'N Run」(CNR)の最新β版をプリインストールした初のLinux PCだという。メモリカードリーダーやモデム、CD-RWなども備える。 「当社は、5年以上にわた
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