きょう2日正午現在、台風21号は日本の南の海上を時速20キロの速さで北上しています。一時は「猛烈な」レベルにまで発達した台風21号。今は「非常に強い」勢力ですが、今後ほぼ勢力を維持した状態で、日本列島に接近、上陸の可能性があります。最新の進路予想だと最接近、上陸は4日火曜日の日中帯の可能性が高くなっています。 台風の北上に伴い、台風周辺の非常に湿った空気が日本列島に流れ込み、西日本から東日本の太平洋側では局地的に雨雲が発達し、台風接近前から雨量が多くなる所がありそうです。特にそのような傾向があるのが、東海、近畿(紀伊半島南側)、四国(高知、徳島)です。 また、台風進路の東側に位置する地域では台風周辺で吹く暴風と台風本体の移動速度が加わり、より強い風が吹き荒れることが予想されます。