チームリーダーは、企業における生産性において、大きな役割を担っています。 日本企業における「管理職」は、一定の給与水準に達して残業代管理から外れる人を指すことが一般的です。ただし、言葉の持つ意味合いから考えると、「管理職」とはチームを率いるリーダーを指す方が自然です。 日本人の生産性は低く、やる気もない2019年における日本の労働生産性は、トップのルクセンブルクの3割程度で世界では34位となっています。これは、高所得国の中では最低水準になります。 世界各国の企業を対象に、従業員の仕事への熱意度の調査をしているギャラップ社があります。 ギャラップ社の2017年の調査では、日本における「仕事に主体的に取り組む人」は全体の6%にとどまり、やる気のある人の多さは世界139カ国のなかで132位と、残念な結果になっています。
![従業員の生産性の源泉となる"チーム力"は管理職にかかっている|遠藤 直紀(ビービット 代表)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b560ec8776a41bc0e3e7b052d0afa3cf9d14bb7b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F34074432%2Frectangle_large_type_2_e67f33f25ef99057189950e16014af4a.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)