2009年08月01日19:30 カテゴリ書評/画評/品評Love 感無量 - 書評 - アイの物語 「人もまた沈黙せず」を読んですぐ入手して、あまりにすごいのですぐには書評できず、[文庫版が出たら書評]の脳内タグを貼っておいたのに、3月に出ていたとはorz。 アイの物語 山本弘 現時点における、マイベストフィクション。 本書を読まずして、もはや物語は論じ得ない。 本作「アイの物語」は、物語であると同時に物語論であり、そして物語の物語であると同時に、虚数単位iの物語であり、一人称単数Iの物語であり、そして愛の物語である。 目次 プロローグ (level 0) インターミッション 1 (level 0) 第1話 宇宙をぼくの手に (level 2) インターミッション 2 (level 0) 第2話 ときめきの仮想空間 (level 2) インターミッション 3 (level 0) 第3話