「子なしハラスメント」 2015年から徐々に広まった言葉で、子どものいない人を不快な思いにさせる言動のこと。 それ以前に、妊娠・出産をきっかけに受ける「マタニティ・ハラスメント」が深刻な社会問題としてクローズアップ。政府は「女性が輝く社会づくり」に向けてマタハラ防止の法整備を進め、企業側も措置を講ずる動きが広がりました。 「子どもがいない人にはわからない」!? このようにマタハラ対策は進展していますが、女性全員が妊娠・出産するわけではない。子育て至上主義に傾きすぎると、全体のバランスが崩れてしまう。その反動ともいうべきか、最近では「子なしハラスメント」の問題にも関心が集まっています。 「子どもはいいよ、絶対に産むべき」 「子どもがいない人は気楽でいいよね」 「子どもがいないから時間に余裕があるでしょ」 「子どもを産まないなんて親がかわいそう」 「子どもが欲しくないのに何で結婚するの?」……