米Appleのタブレット端末「iPad」は2012年までタブレット端末市場で圧倒的なシェアを維持できる――。こうした分析結果を米国の市場調査会社iSuppliが現地時間2010年8月25日にまとめた。 同社によると、2010年の世界タブレット端末市場における、iPadの出荷台数ベースシェアは74.1%。残りの25.9%を、従来のパソコン型タブレット端末と、スレートとも呼ばれるiPad競合製品が分ける。 iPadは、その販売開始からほぼ5カ月がたち、今後さまざまな競合製品が登場すると予想されるが、ここしばらくはiPadに強力なライバルは現れないようだ。本格的な競合製品が登場する2011年にも、iPadは70.4%のシェアを維持できるという。2012年には、競合企業がiPad同様に、製品エコシステムを築こうとアプリケーションやコンテンツの開発に力を入れる。それでもiPadのシェアは61.7%と