晩酌を楽しまれる方は、どういったお酒を飲まれていますか？ あまり外で飲む機会も少なくなりましたので、自宅でゆっくり晩酌することはリタイア生活においてもまた格別に有意義な時間となっています。 私は、業務用４リットルのウイスキー（トリスのクラシック）を買ってきて市販の炭酸水と冷蔵庫の氷で薄めのハイボールを作って一晩でタンブラー２杯を飲んでいます。 これが飲みやすく、すっきりしてちょうど良いです。 私はかつては大のビール党でそれこそ水のように流し込んでおりました。泥酔してしまうこともあり、体にも悪く、お財布にも厳しいので、リタイア後はもっぱら薄いハイボールです。 しかしながら、本当は全く飲まないほうが良いとは思っています。でも無理してストレスをためるよりは、と自分に言い訳しながら晩酌を継続しています。 休肝日は週に２日くらいです。 でも休肝日の日は、就寝すると朝まで目が覚めずぐっすり眠れる傾向が

やはりというか、生活用品を中心にジワジワと値上げが進んでいますね。ある程度覚悟していたとはいえ、資産の取り崩しを中心に若干の配当金や株式売却益を収入として加えている者からすると、やはり心細いものがあります。 今のところ、生活スタイルを大きく変えるまでには至っていませんが、何とかあと１０年、公的年金受給開始時までは、もってほしいと思っています。 さて、そのような値上げの中で一番恐れているのが「家賃」です。私は取り立てていわゆる賃貸派、を名乗っている訳ではありません。むしろ資産の一部を不動産現物に振り向けるためにも自宅を購入することは望ましいと思っています。 しかしながら諸事情があり、東京２３区内に居住しているのですが、そうなるとなかなか持ち家を手に入れることが容易ではありません。マンションなどはちょっと手が届かない価格帯です。 現実的には、子供が完全に独立すれば、夫婦で東京を離れて生活するこ

吉田兼好の徒然草に、すごろく（今のすごろくではなくほとんど博打）の名人に勝利の極意を聞くという有名な一説がありますね。 「勝とう勝とうとするのではなく、負けないようにすること」というシンプルかつ奥深い答え。 私もかつてはギャンブル好きでしたので、調子に乗って痛い目にも遭いました。勝っているときの万能感で更に勝ち分を増やそうとして大負け。いつの間にやらトータルで負け越し。やめようと思ってもまたしばらくしたらついやってしまいなぜか大勝ち・・・これを繰り返します。 博打は元々胴元の取り分がありますから、大数の法則によれば、勝ちは一時的なもので回数を重ねれば必ず負けに収束していくものと決まっています。 それでも勝っている時は「自分だけは勝ち続ける」という謎の脳内モルヒネが冷静な判断力を抑え込んでしまいます。 すごろくの名人の極意は、勝ちに一時的に陶酔するのではなく、常に冷静に、時には小さな負けを受