まずは損益分岐点売上高がそもそも何なのかについて解説していきます。会計や経理などでよく出てくるこちらの言葉。端的に言えば「利益が“0”になる点」という意味です。 少し分かりにくいので、そもそも利益とは何かを考えてみましょう。 上記の式のとおり、利益とは売上の合計から、その売上を達成するためにかかった費用を引いた金額です。 売上高よりも費用が多くなれば利益はマイナス(赤字)になりますし、逆になれば利益がプラス(黒字)になる――つまり会社が儲かるということです。 損益分岐点売上高とは、この売上高と費用がちょうどぴったり“0”になるポイントのことです。つまり、「損益分岐点売上高以上の売上さえ確保しておけば、企業はとりあえずの現状維持ができる」とも言えるでしょう(借入の返済がある場合はこの限りではありません)。 ちなみに、損益分岐点は「採算点」と呼ばれることもあります。よく「採算が合う」という言葉
残存価額とは、減価償却が終了した時点でのその資産の処分価値の見積り額。 有形固定資産であってもその使用価値が減少しないと考えられる土地等は減価償却の対象にはならない。 2006年度までの日本の税制では、残存価額は取得原価の10%となっており、主要先進国が軒並み100%償却を認めている中、日本だけが認めていない状況であった。この制度の整備遅れは企業の設備投資の足かせとなり、国際競争力を引き下げる要因だと言われてきた。こうした意見を受け、2007年度税制改正では、減価償却制度の大幅な見直しがなされ、残存価格については、2007年4月1日以後に取得する減価償却資産について、耐用年数経過時点で1円までの償却が可能となった。
実物投資は企業活動そのものである。実物投資の評価は,企業価値評価と整合的な DCF法 によって行うのが好ましい。 DCF法 に属する投資評価の指標には,金額ベースの指標と収益率ベースの指標がある。金額ベースの指標は正味現在価値(Net Present Value:NPV),収益率ベースの指標は内部収益率(Internal Rate of return:IRR)である。 NPV では,現時点の投資額と投資が生み出す将来 FCF の現在価値を比較する。 NPV が正の投資を行うことは,企業価値の向上と整合的である。 NPV が負の投資を行うと,企業価値は毀損される。 IRR は投資の 1 期間あたり収益率であり,投資額と将来の FCF から算出できる。 IRR は NPV をゼロにする割引率と定義されることもある。 IRR の算出には,エクセルの IRR 関数を利用するのが便利である。 IRR
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