今からちょうど5年前、冷めた目つきの若者と出会いました。 「売っている商品に自信がないんです」 「売れば売るほど、十字架を背負っている気分になるんです」 「●●さんのことを信じて託すよ、と言われると消えたくなるんです」 そう、悩みを打ち明けられたのです。 今まで、あまり若い方と接する機会がなかった僕の心は大きく揺れました。 なんて声をかけてよいか、慎重に言葉を選びました。 そして、 「●●さん、安心して。 営業は、心を亡くす仕事ではないよ」 と声をかけました。 「売ればいいんでしょ?」 「結果を出せばいいんでしょ?」 「もう給料だけもらえたらいいや、騙すのが仕事なんだから」 そんな気持ちでいっぱいだったという当時社会人1年目の若者は、 その言葉を聞いた瞬間に目を輝かせました。 「社会に出ても学生の時のように、熱くなってもいいんですね」、と。 それから、その若者は、 僕のスクールに(新卒1年
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