『フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか 「性の商品化」と「表現の自由」を再考する』(香山リカ、北原みのり/イースト・プレス) フェミニストとオタク。『フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか 「性の商品化」と「表現の自由」を再考する』(香山リカ、北原みのり/イースト・プレス)は、フェミ=北原みのり、オタク=香山リカという立場から、世の中の事象に対して見解を語り合う対談集である。 彼女らが互いの立ち位置を表明するために持ち出されるのが、あの1989年の連続幼女誘拐殺人事件だ。4歳から7歳の幼女を誘拐し、猥褻行為、殺人、死体損壊を行った宮崎勤は、事件の残虐性もさることながら、ビデオや漫画がぎっしり詰まった彼の“オタク部屋”の様子で世間に衝撃を与えた。 事件当時、宮崎勤のコレクションにロリコン漫画やスプラッタビデオがあったことから、オタクバッシングが起こり、レンタルビデオ店の棚からはホラービ
![相容れない“フェミニスト”と“オタク” 。「性の問題」を2つの立場から考えたら… | ダ・ヴィンチWeb](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/067f9ca4d995e136aab9817b42adcfa811bd6d8a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fddnavi.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F01%2F61Y9yYuQPkL.jpg)