単行本 B5変形 ● 112ページ ISBN:978-4-309-29187-1 ● Cコード:0070 発売日:2022.03.11 この本の内容 誰も見たことがない、わたしたちの「平家」をつくる――山田尚子監督最新作、アニメ「平家物語」ディレクターズ・ノート。監督エッセイ、山田×高野対談、描き下ろしカット他多数収録。 【初回特典 高野文子ポストカード封入】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●訂正とお詫び 『わたしたちが描いたアニメーション「平家物語」』の本文中に行の抜けと誤植がございました。 関係各位および読者のみなさまに深くお詫び申し上げ、下記の通り訂正いたします。 〈該当箇所〉 ・p11 1行目 (誤) がたいことだな、やっぱり断るなん (正) けに日本の中世を学べるなんてあり がたいことだな、やっぱり断るなん ・p19 (誤)平頼朝 (正)源頼朝 ・
訪れたアニメファンと歓談する商店主(京都市上京区・出町桝形商店街) アニメーションやゲームの舞台となったまちを訪れ、物語の面影を探して巡る「聖地巡礼」。何げない風景がアニメで「特別」な価値を付加されたとき、そこで「日常」を過ごす地元の人は、巡礼者をどう迎えるとよいか。モデルケースが、京都の商店街にある。 出町桝形商店街(京都市上京区)はテレビアニメ「たまこまーけっと」(2013年)と後日譚(たん)の映画「たまこラブストーリー」(14年)で、舞台の「うさぎ山商店街」のモデルとなった。テレビ放送が始まると、すぐに全国からファンがやって来た。 井上淳・同商店街理事長は「商売人だから、チャンスだと浮足立った」と振り返る。当初はアーケードにテーマ曲を流したり、買い物袋にキャラクターを描くなど、にぎにぎしい振興策も考えた。 だが、最終的には「(作品に描かれているような)いつも通りの商店街でいよう」と落
「君の名は。」(新海誠監督)の大ヒットには驚いた。すでに興行収入60億円というから、「シン・ゴジラ」と競り合う勢い。知る人ぞ知るとはいえ、知名度では勝負にならない監督のオリジナルアニメが、巨大ブランドと対等に勝負している。スタジオジブリが開いたアニメの地平に、新たな才能が豊かに実っている。 「聲(こえ)の形」も、完成度なら「君の名は。」に負けず劣らずだ。アニメ界で大注目の京都アニメーション制作。テレビアニメ「けいおん!」、2014年の映画「たまこラブストーリー」で知られる山田尚子監督が同名漫画を映画化した。 高校生が主人公の青春映画。とはいえ、いくつも重しがついている。いじめ、聴覚障害、死。取り扱い方をあやまれば、やたらと深刻だったり説教くさくなったりしそうなところ。しかもアニメ。ファンタジーなら得意でも、そんな現実的な主題を料理できるのか。心配は無用、できるのだ。実写よりよほど確かな手応
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