日本で大ヒットしているアニメ映画『竜とそばかすの姫』が、9月25日にニューヨーク映画祭でアメリカデビューを果たし、今冬には同国で公開される予定だ。これを前に、米紙「ワシントン・タイムズ」が細田守監督のコメントを交え、この映画について報じた。 アニメが現実に影響 日本の田舎で暮らす、そばかすだらけの内気な17歳のすずは、自分の容姿に自信がなく、母親を亡くして音楽に対する情熱を失った。 しかし、〈U(ユー)〉と呼ばれる仮想世界では、流れるようなピンクの髪と、そばかすに似た魅惑的な顔のデザインの、誰もがうっとりする世界的な歌姫、ベルに変身するのだ。 芸術的な反抗心も込められた、日本で大ヒットしているアニメ映画『竜とそばかすの姫(註:英題は“Belle”)』は9月25日、ニューヨーク映画祭でアメリカデビューを飾る。 女性のエンパワーメントをテーマにしたこの作品は、少女や女性を弱く、空虚で、過度に性
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