人気マンガ「ドカベン」や「あぶさん」など多くの野球マンガを世に送り出した水島新司さんがマンガ家を引退することが発表され、大きな話題になりました。野球大好きのオジサン世代には衝撃と寂しさが走ったわけですが、水島作品を未読の若い世代には「ふーん」的な感じかもしれません。ですが「ドカベン」は、プロ野球選手がネタにするほどの影響力を持っています。今読んでも熱くなれる名作の魅力を説明してみます。 ◇スーパー捕手も弱点あり 「ドカベン」は、明訓高校に入学した強肩強打の左打ち捕手・山田太郎が、魅力的なライバルたちとしのぎを削る高校野球マンガで、1972年~81年に「週刊少年チャンピオン」で連載されました。後にプロ野球編などが展開されるのですが、エッセンスは「一度負けたら終わり」というトーナメントの過酷な戦いにあります。 そしてポイントは彼が野球の“主役”である投手でなく、地味(に見られがち)な捕手である
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