井上選手は去年、バンタム級で日本選手で初めてとなる4団体王座統一を果たし、ことしはスーパーバンタム級に階級を上げて、WBC=世界ボクシング評議会、WBO=世界ボクシング機構の2団体統一チャンピオンになっていました。 そして、26日夜はWBA=世界ボクシング協会、IBF=国際ボクシング連盟で同じ階級の2団体統一チャンピオンであるフィリピンのマーロン・タパレス選手と、東京の有明アリーナで4団体王座統一をかけて対戦しました。 井上選手は序盤、ガードを固めるタパレス選手に対し攻めあぐねる場面もありましたが第4ラウンドに左のフックで顔面を捉えたあと、ロープ際に追い詰めて連打を浴びせて、この試合初めてのダウンを奪いました。