「仕事の転機」と言われて一般的に思い浮かべるのは「退職」「転職」「独立」など、働く環境が丸ごと変わるような出来事だと思う。 はたまた誰かの言葉に救われて奮起できたとか、諦めかけていたことに再び取り組んだとか、 努力が実って営業成績が1位になるとか、ポジティブで華々しい出来事を指すのかもしれない。 しかし私にとっての「仕事の転機」は少し違う。 私の場合のそれは「夜通しで営業ノートを10冊まとめる」というとても地味でひっそりとしたものだった。 もちろん、誰にも話したことはない。 この記事を書いた人 えりた 漫画家・イラストレーター/元求人広告営業職/現在はSNSにてお仕事コミックエッセイを発信中/ 著書『地元で広告代理店の営業女子はじめました』他 情けない営業2年目 それは私が社会人2年目になった頃の話だ。 私は2年目になっても相変わらず出来の悪い求人広告営業だった。 産休に入った先輩の顧客を
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