Tweet 今回は、カーネルに関するトラブル解析で大活躍する SystemTap についてです。SystemTap の使用を容認できるかどうかが問題事象の原因を究明できるかどうかに直結しそうな、切り札と言えるくらいに重要なツールです。導入手順と使い方については Red Hat 社のウェブサイトにある記事( https://access.redhat.com/ja/node/882873 )を参照していただくとして、ここでは実際の調査で使用できるサンプルを紹介したいと思います。 サンプル1:再起動要求をカーネルパニックに置き換える。 正常なシャットダウンシーケンスを伴わずにシステムが突然再起動するというのは、シリアルコンソールや netconsole を使ってカーネルメッセージの有無を確認することくらいしかできない、システム管理者にとって悩ましいトラブルです。しかし、SystemTap を容
![第14回「 SystemTap ノススメ」 | NTTデータ先端技術株式会社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9f31754cde2c197368c0f7bdcaba1958936fc918/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.intellilink.co.jp%2F-%2Fmedia%2Fndil%2Fndil-jp%2Fhome%2Fcarousel%2Ftop_03.jpg%3Fh%3D1050%26w%3D2804%26hash%3D31F1B1A040A0FA7B497BDCE045E9AF2F)