経団連の十倉雅和会長は19日、東京都内で記者会見し、政府の防衛費増額の財源として与党が法人、所得、たばこの3税を増税する方針を決めたことに関し「結果的にやや法人税に偏っている」と苦言を呈した。ただ、企業は投資や賃上げに資金を使う方針だとして「支払う税金が増えるのは痛いが(賃上げなどを)諦めるということではない」と語った。 たばこ税は1本換算で3円の引き上げを段階的に実施、法人税4~4.5%上乗せ 所得税は1%、復興税は延長 経済同友会の次期代表幹事にサントリーホールディングスの新浪剛史社長が内定したことについては「高い提言力や発信力に大いに期待する。お互いに連携して課題の解決にまい進したい」と語った。