ぐわぐわ団では事あるごとに「みんなちがって、みんなかわいい」を言い続けていますが、今回取り上げる本も「みんなちがって、みんなかわいい」を実感することのできる、とてもおもしろい本です。 写真に写っているガングロメイクをしているギャルのような方たちは、アフリカのニジェールの遊牧民であるウォダベ族の男性です。ウォダベ族は女性よりも男性が着飾り、朝起きると、まず手鏡をのぞいて自分の顔をチェックするんだとか。彼らにとって、男は美しくあることが何よりも大切なのです。 そして、毎年9月の祭に美男子コンテストが行われ、勝者は審査員の女性とセックスができます。なんじゃそりゃと思われるかもしれませんが、書いてあるんだから仕方がない。 ニヨニヨできる話もあれば、さすがにちょっとどうなのよ的な話もあり、自分の持っている価値観がぐらぐらします。 相撲の女人禁制なんてのも、つい最近になって伝統だ何だと言い出したことで
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