来年2月27日に開催される「東京マラソン2011」(読売新聞社など共催)を主催する東京マラソン財団は10日、10万円以上の寄付者1000人の出場を新たに認める「チャリティーランナー」制度を始めると発表した。今月15日午前10時から財団公式サイトで募集する。 同マラソンの定員は3万5000人だが、応募倍率は約9・6倍に達し、申し込んでも走れない人が多い。そこで、ロンドンマラソンなどで実施されているチャリティー制度を導入する。 希望者は、難病を患った子どもへの支援や水源地の森林保全など、財団の予定する四つの慈善活動から一つを選び、10万円以上の寄付を行った先着1000人に出場権が与えられる。寄付金は1万円単位で受け付け、参加料1万円は別途必要となる。