マスクと手袋を着用する男性。米ニューヨークで(2020年3月22日撮影、資料写真)。(c)Kena Betancur / AFP 【4月2日 AFP】これまで「マスク不要」とのメッセージを自国民に向けて発信してきた米国だが、この勧告を見直す動きが出始めている。これは、新型コロナウイルスとの闘いで、より大きな成功を収めている一部のアジア諸国を見習ってのことだ。 その背景にあるのは、無症状感染者の多くが気付かずに感染を広めてしまっている状況だ。一般的な外科手術用マスクを着用することで、薄い障壁がもたらされ、拡散を低減する助けになる。この効果は手作りの代替用マスクでも同じだ。 米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド(Robert Redfield)局長は3月31日、米公共ラジオ(NPR)の取材で、新型ウイルスに関して「ほぼ確認できている情報の一つは、かなりの数の人が実際に感染し