住金は発電した電力の全量(47万5000キロ・ワット)を東京電力に供給する。発電規模は茨城県内の家庭用電力需要をまかなえる規模に相当するという。 住金は11日の東日本巨大地震の発生後に発電所の稼働を止めた。設備の一部に損傷を受けたが、25日夕に発電を再開し、26日未明にフル稼働を回復した。 同製鉄所では、炉内への送風を止めて休止していた第1高炉も26日午前9時過ぎに送風を再開した。第3高炉とあわせて高炉2基のいずれも稼働を再開したことになる。
住金は発電した電力の全量(47万5000キロ・ワット)を東京電力に供給する。発電規模は茨城県内の家庭用電力需要をまかなえる規模に相当するという。 住金は11日の東日本巨大地震の発生後に発電所の稼働を止めた。設備の一部に損傷を受けたが、25日夕に発電を再開し、26日未明にフル稼働を回復した。 同製鉄所では、炉内への送風を止めて休止していた第1高炉も26日午前9時過ぎに送風を再開した。第3高炉とあわせて高炉2基のいずれも稼働を再開したことになる。
1月25日からエジプトで大規模デモと衝突が起きている。デモの原動力となったのが、Facebook、ツイッターなどのソーシャルメディアだった。(テクニカルライター・三上洋) 「右手に石、左手に携帯電話」 チュニジアの政変に続き、エジプトでも反体制デモが火を噴いている。失業問題や物価高騰への不満が高まり、約30年の長期政権を続けるムバラク大統領打倒を呼びかけるデモが連日行われた。 1月25日のデモからスタートして騒乱は今でも続いており、報道されているだけで6人が死亡、860人が身柄を拘束された(AP通信)。 このデモの大きなきっかけとなったのが、Facebookとツイッターなどのソーシャルメディアだ。ソーシャルメディアとは利用者間のコミュニケーションを中心に置いたネットサービスのこと。日本ではツイッターが一昨年からブレイクし利用者が増えているが、日本とロシア以外の国では、SNS(ソーシャル・
虫歯や歯周病などの原因菌をほぼ死滅させられる新たな殺菌法を、東北大大学院歯学研究科の菅野太郎助教らのチームが開発した。 治療機器の開発も進められ、画期的な治療法が数年以内に実用化できるとの期待が高まっている。論文は米国の代表的な薬学雑誌12月号に掲載された。 菅野助教らは、虫歯菌や歯周病菌など4種類の口腔(こうくう)内細菌と過酸化水素の水溶液に、目に見える波長のレーザー光を照射。強い殺菌作用のある物質「活性酸素」の一種を発生させ、3分以内に99・99%以上の菌を死滅させたという。人体への影響はないとみられ、治療が難しい歯周病の奥深い病巣を殺菌することなどへの応用が期待される。 研究チームは、精密機械製造「リコー光学」(岩手県)などと、過酸化水素水とレーザー光を同時に出す歯周病用の治療機器の開発を進めている。今年度中には動物実験を終え、2011年度以降に臨床研究に入る予定だ。
【北京=幸内康】中国政府が8日に免許を交付したインターネット上の地図検索サービス提供会社31社のなかに、米グーグルが含まれていないことが明らかになった。 9日付の中国の英字紙チャイナ・デイリーが報じた。 同紙によると、グーグルは正式申請を見合わせた模様で、近く同社幹部が中国を訪れ当局と交渉する。免許の交付を受けなければ地図検索サービスを中国で提供できなくなる。 中国政府は5月に地図検索サービスに免許制を導入すると発表。交付を受けた31社のうち、検索サービスで中国最大手の百度(バイドゥ)など国内勢が大半を占め、外資は携帯端末の世界最大手ノキアだけだったという。 グーグルは中国政府による自主検閲強要を不満として、3月に自主検閲をしない香港版に中国版から自動転送する方式に切り替えた。7月には自動転送を停止し、ネット事業者の免許を更新した。
ルネサンス期のイタリアの芸術家ミケランジェロがバチカン・システィーナ礼拝堂の天井に描いた神の絵に、脳の一部や目の神経系などの解剖図が、一見ではそれとはわからない「隠し絵」として描き込まれていることが、米ジョンズホプキンス大学の研究でわかった。専門誌ニューロサージェリーに掲載された。 隠し絵がみつかったのは、闇と光を分ける神の絵。同大の脳外科医と医療イラストレーターが、画像をデジタル処理して輪郭などを細かく調べた。その結果、神のあごひげからのどにかけての凹凸が、中脳や延髄などが集まった「脳幹」という脳の中枢部を下から見上げた解剖図と重なった。この不自然な凹凸については、ミケランジェロの意図について専門家の間でも論議があった。 腹部にも不自然なひだが描かれており、これは、同時期に活躍したダ・ビンチが残した目と視神経の解剖図によく似ているという。 ミケランジェロやダ・ビンチは人体を描くために遺体
パナソニックが、子会社である三洋電機の「SANYO」ブランドを原則廃止し、パナソニックブランドに統一することが29日、明らかになった。 60年以上、親しまれてきた三洋ブランドが国内の家電製品などから姿を消す。パナソニックは2008年10月に「ナショナル」をやめパナソニックに統一しており、経営資源を集中し、海外展開を加速させるためにもブランド一本化が不可欠と判断した。 パナソニックは、出資比率が50%超にとどまる上場子会社の三洋とパナソニック電工を、10年度中に約9000億円をかけて株式公開買い付け(TOB)で完全子会社とする。三洋が得意とする太陽電池など環境・エネルギー事業を主力事業に切り替え、世界的な競争に打ち勝つ仕組みを整える。29日夕に発表する。 三洋ブランドのパナソニックへの統一の時期は完全子会社化が終わった11年度以降になりそうだ。 三洋は、パナソニックの創業者である松下幸之助氏
情報端末「iPad」や「iPhone」で現在の位置を把握し、画面上に昔の建物や町並みをCG(コンピューターグラフィックス)で再現するアプリケーションを、財団法人京都高度技術研究所(京都市)が開発した。 「タイムスコープ」という愛称で、8月上旬に実用化した後、インターネットから無料でダウンロードできるようにし、観光客に活用してもらう。 端末の全地球測位システム(GPS)と電子コンパスで、現在地と向きを察知。移動すれば建物の反対側を表示し、端末を上に傾けると見上げたような画像になる。CG制作会社「ドーガ」(大阪市)が技術協力した。 現在は、平安時代に政治や儀式が執り行われた朝堂院の画像が完成。今後、焼失した西寺(南区)や、倒壊した平安京の羅城門など、京都市内を中心に再現ポイントを増やし、ゲーム感覚で歴史を学べる機能も盛り込んでいく予定。 同研究所の槌田義之・情報事業部長は「歴史に詳しい“歴女”
テレビ&ラジオニュース 視聴者とともに学ぶ (6月21日) 春にスタートした生放送の情報番組(NHK総合=月〜金曜前8・15)で柳沢秀夫解説委員、有働由美子アナウンサーとともにキャスターを務める。2日の収録の様子をのぞいた。(6月21日) [全文へ] テレビ&ラジオニュース iPadへ無料配信 毎日放送、ドラマ「MM9」 (6月21日) 大阪・毎日放送で来月7日から放送される連続ドラマ「MM9」(水曜深夜1・30)=写真=が、テレビ放送と同時刻に情報端末「iPad」へ全13話が無料で配信される。BS―TBSでも10日深夜3時から放送される。(6月21日) [全文へ] ニュース RAINがツアーのため来日 ファン500人が出迎え (6月21日) 韓国の人気アーティスト、RAINが20日、22日から開始する自身初のZeppツアーのため成田空港から日本入りし、彼をひと目見ようと集まった約50
動画投稿サイト「YouTube」(ユーチューブ)上に人気漫画を無断で公開したとして、中学3年の少年(14)が京都府警に逮捕された事件で、京都簡裁は16日、少年を10日間、少年鑑別所での観護措置とする決定を出した。 14歳という年齢は刑事処罰の「下限」で、殺人などの凶悪犯罪ではなく、インターネット犯罪で逮捕されるのは極めて異例。その妥当性について、専門家の間にも様々な意見がある。 名古屋市内の中学に通う少年は今月14日、著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで逮捕された。容疑は、発売前の人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」などをパソコンに読み取り、ユーチューブで公開したというもの。昨年12月以降、漫画118作品が違法公開され、閲覧数は4月末で800万回に達した。 捜査関係者によると、少年は学校の成績は良かったが、母子家庭で自室に閉じこもりがちだった。母親は、我が子への関心が薄く、少年
米アップルの情報端末「iPad(アイパッド)」が人気を集める中、書籍を安く電子化し、iPadなどで読めるようにする業者が現れた。 個人が私的にコピーする以外の複製は著作権法で禁じられており、日本文芸家協会は、著作者が出版社に委託した複製権の侵害にあたるとして業者への抗議を検討している。 東京のある業者は4月、本を裁断して1ページごとにスキャナーで読み取り、PDFと呼ばれる電子文書形式に変換するサービスを始めた。本の送料は自己負担だが、1冊分のデータを100円でホームページからダウンロードできるサービスが評判を呼び、注文が殺到。スキャナーの台数などを増やしたが、注文から納品まで3か月待ちという。 業者は「個人が複製するのは合法。個人の依頼を受けて代行しているだけで、著作権法違反ではない」と主張する。都内の別の業者も5月末に営業を始め、2日間で200人以上の申し込みがあったという。 一方、日本
俳人の角川春樹さんが主宰する俳句結社誌「河(かわ)」が、6月にKDDIが発売するスマートフォン(高機能携帯電話)で電子雑誌版を配信することが、24日分かった。 伝統ある俳句結社誌では初の試み。iPad日本発売などで普及が予想される電子雑誌の新たな活用法として注目を集めそうだ。 「河」は1958年、春樹さんの父、角川源義が創刊し、約4000部。月刊で毎号約5000句を掲載し、春樹さんの提唱する詩歌革新運動「魂の一行詩」の基幹誌ともなっている。春樹さんは俳句愛好者が高齢化する中、「日本の文化の根底にある俳句を、若い世代に広めるには電子雑誌も必要」と電子化に踏み切った。 配信は、東京都書店商業組合とACCESS社が始める電子雑誌向けサービスを利用し、毎月、有料のアプリをダウンロードすることで、雑誌を読める。ソフトバンクのiPhoneやiPadでの配信も計画しており、将来はツイッター感覚で投句でき
青少年向けの携帯サイトフィルタリングが、来年2月から自動適用になる。方式は、ふさわしくないサイトをカットする「ブラックリスト方式」だ。ようやく各社そろって青少年向けのフィルタリング自動適用がスタートする。(テクニカルライター・三上洋) 2009年2月から18歳未満に自動適用 携帯サイトを巡る事件が相次いだことから、昨年末から青少年にふさわしくないサイトを表示できなくする「フィルタリングサービス」の強制化が検討されてきた。NTTドコモとauでは、安全なサイトだけを通す「ホワイトリスト方式」の導入を一旦は決めたものの、サイト運営者などが反発したこともあって一時的に棚上げされていた(詳しくは以前の記事「携帯有害サイトフィルタリングは秋以降へ」を参照)。 総務省の検討会が「ブラックリスト方式にすべき」という結論を出したこと、サイトの安全性を審査する第三者機関が始動したことなどにより、新たに「ブラッ
インターネット広告会社「サイバーエージェント」(東京都渋谷区)が運営するブログサイト「アメーバブログ(アメブロ)」を利用していた芸能人のIDとパスワードがネット上に流出した事件で、警視庁が、大手芸能事務所「ホリプロ」(目黒区)元契約社員岡田邦彦容疑者(30)を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕していたことがわかった。 逮捕は3月13日。 捜査関係者によると、岡田容疑者は今年1月1日未明、タレントの藤本美貴さんのブログに、藤本さんのIDとパスワードを使って不正に侵入し、芸能人445人分のIDとパスワードなどが記載された個人情報リストを張り付けた疑い。その結果、リストは藤本さんのブログを閲覧した人がクリックすると、ダウンロードできるようになっていた。 このリストはサイバー社の内部文書。同社社員が日頃から仕事上の付き合いのあった岡田容疑者に誤ってメールしたのが原因だった。アメブロは日記形式のホー
原口総務相は2日午前の閣議後記者会見で、チリで起きた巨大地震に伴う津波の関連情報を自らのツイッター(簡易投稿サイト)に書き込んだことについて、「(投稿者が総務相の名をかたる)なりすましの危険はあるかも分からないが、正確な情報を国民に伝えることを優先した」と述べ、理解を求めた。 そのうえで、NHKなど災害情報を発信する放送機関について、「もっと適宜適切に公共放送も含め、横並びでない細かな情報が流れていくように、双方向のシステムがあればいい」と指摘した。 総務相は地震が発生した先月27日から、政府の対応策を平野官房長官や岡田外相らとやりとりした事実のほか、各地の避難状況など70件以上の情報を書き込んでいた。
NTTドコモが、米アップルの新型情報端末「iPad(アイパッド)」の日本での発売に合わせ、「SIMカード」単体での販売を検討していることが30日、明らかになった。 今後、海外で一般的なように、通信会社と携帯端末を利用者が自由に選ぶことができるきっかけになる可能性もある。 国内の大手通信会社がSIMカードを単体で販売するのは初めて。ドコモは、アイパッド利用者の通信需要の取り込みを狙う。 アイパッドは、電子書籍やゲームなどのコンテンツ(情報内容)を無線LANや携帯電話の通信機能を使って入手する仕組みだ。携帯電話の通信機能を使う機種は「SIMフリー」の仕様で、SIMカードを別途購入する必要がある。ドコモは、この機種が発売される6月以降に合わせてSIMカードを販売する方向だ。 アイパッド向けSIMカードは、携帯電話用の半分程度の大きさで、携帯電話との互換性はない。だが、米グーグルもSIMカードを利
今年6月、中学生の少女に売春をさせた疑いで、名古屋市の男が児童福祉法違反の容疑で静岡県警に逮捕され、その後、静岡地検に起訴された。少女と男をつないだのは携帯電話の出会い系サイトで、少女は多い日には10人の客をあてがわれ、売り上げは暴力団の資金源になっていた。 また、最近は、出会い系に代わり「プロフ」と呼ばれる自己紹介サイトが性犯罪につながるケースが増えており、専門家は注意を呼びかけている。 ◆小遣い稼ぎのつもりが…◆ 逮捕、起訴されたのは佐藤広紀被告(43)。起訴状では、佐藤被告は2008年8月〜同10月まで、県内の当時中学生の少女(当時15歳)を沼津市のホテルなどに派遣し、男性客にみだらな行為をさせたとしている。 捜査関係者によると、少女と佐藤被告が出会ったのは08年夏頃。家族関係に悩む少女が、小遣い稼ぎのつもりで始めたサイトへの書き込みに、派遣型風俗店(デリバリーヘルス)を経営する佐藤
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