東京電力は15日、福島第1原発の敷地内で同日午前11時5分ごろ、協力企業の50歳代の男性作業員がクレーン車の操縦席で全面マスクを外して喫煙しているのを東電社員が発見したと発表した。作業員は小名浜コールセンター(福島県いわき市)で検査を受け、同日の内部被ばくは0.24ミリシーベルト、外部被ばくは0.13ミリシーベルトと比較的少なかった。 作業員は3月20日から同原発で働いており、この日は1号機原子炉建屋にカバーを設置するためのクレーン組み立て作業を行っていた。東電は作業員をこの担当から外した。 【関連記事】 【動画】30メートルのしぶきを上げ、迫る大津波=福島・松川浦 【特集】舘ひろしさん 女子高生に禁煙のススメ 【特集】失われた音を取り戻す〜人工内耳が25周年 【特集】糖尿病対策のススメ〜40歳以上の3人に1人が危険水域 【ルポ】重大事故から25年、チェルノブイリは今〜住民