ウィグル問題がある、今だからこそ考えたいこと。今回は、フェアトレードを軸に、先進国と発展途上国について考えたいと思います。 フェアトレードは、発展途上国の人を守るシステムです。 しかし、そんなフェアトレードにも、歪みがあります。 ・フェアトレード価格よりも、市場価格の方が高い ・フェアトレードでの取引利益は、現地組合だけが儲ける場合がある もちろん、フェアトレードという概念を広げたこと。また、フェアトレードにより、安定して農産物の売り上げが確保できるようになったことも事実です。 しかしながら、フェアトレード=最適解。とは言い切れないのが現状です。 そんなフェアトレードの真実や、発展途上国で働く人に着目した、ルポがこの本です。(フェアトレードのおかしな事実) ここに書かれているのは、特に状況が厳しい例だと思うので、全世界でこのような状態になっているかは不明です。 全てを鵜吞みにはできません。