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ヤンマーは11日、小麦粉の代わりの材料にできる「ライスジュレ」の量産に成功したと発表した。小麦粉に含まれるたんぱく質「グルテン」はアレルギーなどの原因とされる。お好み焼きやたこ焼きなど、小麦粉を使った「粉もん」が人気の関西では、早くも採用の動きが出ている。 ライスジュレは、米飯をゼリー状にした加工食品。麺などに使う米粉と比べ、長時間ふっくらした食感にできる特徴がある。米を炊く際の水分量やかき回す時間を変えることで硬さが変わり、小麦粉代わりだけでなく、スープやソフトクリームなどの材料にもなる。 食品メーカーや飲食店向けに販売を始めるほか、1月には大阪市内に自らレストランを開き、グルテンフリーのパンを提供する。 お好み焼きチェーン「千房(ちぼう)」(大阪市)は、ライスジュレを材料にしたお好み焼きを、首都圏や関西の25店舗で、18日からメニューに加える予定だ。(神山純一)
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