今月12日に東京・北の丸公園の日本武道館で行われるコンサートを最後に、バンド活動を休止する「SOPHIA」のボーカル・松岡充(41)が、映画「御手洗薫の愛と死」(来年1月18日公開、両沢和幸監督)で女優・吉行和子(77)とダブル主演することになった。 これまでにNHK連続テレビ小説「風のハルカ」、舞台「キサラギ」などで存在感のある演技を披露してきた松岡。ソロ専念後、初の映画作品で大女優・吉行を相手に36歳差の愛憎劇を演じ、「交際をしているかの錯覚に陥るような日々でした」と振り返った。 同作は「ナースのお仕事」シリーズなどを手掛けた両沢監督のオリジナル。人気小説家・御手洗薫(吉行)が作家志望の青年・龍平(松岡)の母を事故で死なせたことのつぐないとして、ゴーストライターを買って出る―というストーリーだ。「2人の姿は生々しく、体温を感じていただけると確信しています」と松岡は手応えを口にした。