日本では精神障害で1年以上の長期入院を続けている患者が20万人にものぼります。 これは他の先進国と比べて突出して多く、なかには、必要がない人まで入院を強いられているという指摘があります。 障害があっても地域で暮らしたいと願う人たちの声を聞きました。 ここは精神科病院の病棟。 日本では、およそ30万人が、統合失調症やうつ病などの精神障害で入院しています。 そのうちおよそ20万人が1年以上の長期入院です。 社会の偏見や差別を背景に、国は、精神障害者を病院へ収容し地域生活から隔離する政策を半世紀以上も続けてきました。 その結果、入院治療の必要がない「社会的入院」と呼ばれる人々が大勢生み出されたのです。 島田さんのような社会的入院を減らすため、国は10年前から地域生活を進める方針へと転換しました。 しかし、経営上の問題から患者を手放さない病院もあり、状況は変わっていません。 登録:15/8
![精神病でも地域の中で暮らしたい 社会的入院と病棟転換 - ひまわり動画](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2293aef7438e435966a1b7caf5cefad29476b0c2/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Flaba_q%2Fimgs%2Fb%2F6%2Fb6832d99.jpg)