栃木県内で今年3月、国内初の営業運転を始める蓄電池駆動電車(2両編成)が完成し、製造したJR東日本の子会社「総合車両製作所」(横浜市金沢区)でお披露目された。 ステンレス製の車両の正面と側面に、蓄電池を意味する英語(accumulator)に由来する愛称「ACCUM(アキュム)」のロゴと、緑色系の横しま模様が描かれている。 アキュムは、搭載した大容量のリチウムイオン電池に蓄えた電力で非電化区間を走る。最高時速は100キロ。ディーゼルエンジンの気動車に代わる次世代車両で、排ガスを出さず、二酸化炭素排出量や騒音を削減できる。 3月15日からJR東北線・烏山線の宇都宮―烏山間で営業運転を始める。電化区間の東北線宇都宮―宝積寺間(約10キロ)ではパンタグラフから蓄電池に充電しながら走行。非電化の烏山線宝積寺―烏山間(約20キロ)で蓄電池の電力で走る。 同製作所の横浜事業所で20日開かれた完成記念式
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