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2007年11月20日のブックマーク (1件)

  • 雑記草

    080529  唖鈴は何故、「唖(おし)*1の鈴」と書くか。  意味は「唖が持っている鈴、唖が使う鈴」ではなく「唖 のような鈴」である。「亜鈴」とも書く。「唖」は差別になるということで、書き換えられた言葉である。「亜」は、「亜熱帯*2」「亜硝酸 *3」「次亜塩素酸 *4」のように「次の」という意味になる。元々の字体の「亞」の由来は、墓室を象っているらしい。有力だった者の墓で儀式を執行する者を「亜」と言い、儀式を執り行う者は有力者の次の位ということで「次の」と言う意味になってきたようだ。  となると「亜鈴」は「次の鈴」と言う意味になり、「唖 のような鈴」とは少し違ってくるが、「亜流」のような語感も手伝って何となく意味が通じる。言葉狩り*5における妥協の産物としては上出来であろう。  では「鈴」は何を表しているのか。「唖鈴*6」は運動器具の一種*7で、筋肉を鍛えるのに使う。何故これ*8が鈴なの