天皇陛下が入院されたことで、にわかに関心が集まった「マイコプラズマ肺炎」。 聞き慣れない言葉ですよね。一体どんな病気なんでしょうか。 マイコプラズマとは微生物の名称でヒトの身体に存在し、病原性を現さない種もあれば、感染を引き起こす種もあります。 感染を起こす種の1つがMycoplasma pneumoniae(マイコプラズマ・ニューモニエ)。ヒトに感染して肺炎を起こしても症状が軽いので、気付かない内に重篤化することが多いのです。 主な症状としては、咽頭痛や発熱、結膜充血ですが、1番の特徴は長期に続く咳です。「そんなに身体の状態は悪くないけど、やたら咳が続くな~」と思ったら要注意。マイコプラズマ肺炎かも知れませんよ。 日本では、何故かオリンピックの年に流行が見られ「オリンピック病」とまで呼ばれたとのことですが、最近はそのような規則的な流行ではなくなっています。 今年はオリンピック開催年じゃな