こんなときのために、コマンド・プロンプトには、過去に実行されたコマンドを履歴に記録しておき、履歴からコマンド文字列をコピーできるようになっている。 Windows 2000/Windows XPのコマンド・プロンプトには、過去に実行されたコマンドの履歴を保存しておく機能がある。同じコマンドを繰り返したり、コマンド文字列の一部を変更して実行したりするときには、この履歴からコマンド文字列をコピーして、入力の手間を省くことができる。短いコマンドなら最初から再入力しても大した労力ではないが、複雑なオプションをあれこれと指定したときや、長いフルパスでファイル名を指定したときなどは、大変重宝する機能である。 カーソルキーの上下移動キーで履歴を表示する 記録された過去の履歴を表示するには、単純にカーソル移動キーの上([↑])を押す。すると直前に入力されたコマンドが履歴からコピーされ、コマンドラインに表示