森鴎外切手とは 1951.7.9、文化人切手シリーズ第十弾として、森鴎外が発行されました。森鴎外と言えば小学か中学の学校の授業で習った「舞姫」なんかを思い出しますね。私の中では有名な作家というイメージだったのですが、当時、軍医のトップに上り詰めるほどの人材でありながら、小説も著すという頭のいい人だったんですね。 医者で小説家ということで中学生ぐらいの時、よく読んだ北杜夫の「どくとるマンボウシリーズ」を思い出しました。 医者になるぐらい頭のいい人であれば、本業の傍ら小説を書くという離れ業も出来るんですね。 森鴎外とはどういう人? 本名は森林太郎と言い、文久2年、代々津和野藩の典医を務める森家の長男として生まれました。祖父・父と2代続いて養子として迎え入れられており、久々の男の子の誕生で大いに期待されたようです。 幼少の頃より、優秀だった鴎外は、10歳で父とともに上京し、年齢を詐称して15歳で