18歳から、6年間 地元の小学生たちとキャンプやスキーに行く野外活動のボランティアをしていた。 何度も打合せを重ね、 キャンプ2泊3日分のプログラムを考える。 晴れの日なら、ワクワクするプログラムを考えられる。 みんな頭を悩ませるのは、雨の日のプログラム作りだった。 室内にこもって、工作したり、遊ぶだけだとつまらない。 けど、カッパ着て出ても散策以外、何していいのかわからない。 濡れたあとはすぐお風呂にはいらなきゃいけないので 時間も、少なくなってしまう。 キャンプで雨が降ると、せっかくの楽しいプログラムができなくなり いつも残念な気持ちになっていた。 そんなとき、理事長に言われた。 「君たちは、どうして、雨になったら 中で遊ぼうとするんだ。 晴れの日の自然だけが、自然じゃない。 雨だって、自然なんだ。 雨の日の自然をもっと感じてほしい」 その時に言われた言葉が ずっと今まで、自分の中に残
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