観光庁が訪日外国人観光客に対して実施した電車やバスなどの「交通機関の利用」に関するアンケート調査によれば、ほとんどの観光客が「問題なく交通機関が利用できた」と回答しています。その一方で、「不満が残る」「利用しようと思ったが利用できなかった」と回答する観光客も一部いることがわかりました。その多くは、「乗車方法がわかりにくい」「案内看板がわかりにくい」というものです。 電車やバス会社には、外国人観光客が快適に利用できるように英語の話せる案内員の増強、英語によるわかりやすい看板の用意が急がれています。 交通手段の多くで「乗車方法がわかりにくい」と回答下のグラフは、外国人観光客の公共交通機関に対する不満や利用できなかった理由を示したものです。交通手段の多くが「乗車方法がわかりにくい」と回答しています。例えば電車の場合であれば、乗り場の場所や乗り換えの場所、乗り換えの際の進路などに不満を抱えるケース