アマゾンは、配送のためのロジスティクスの最大限効率化にいつも注力していることで知られる。配送センター内で棚を持ち上げて、箱詰め作業員のもとまで運ぶロボット技術を開発したキヴァ・システムズ社を、2012年に買収したのもご存知だろう。 しかし、今でも棚から目的の商品を自動的に取り出すピッキング技術は、ロボット業界でも難問中の難問。そこで、アマゾンはこのピッキング・ロボットの開発者を対象とした「第1回アマゾン・ピッキング・チャレンジ』というコンテストを開催するという。チャレンジは、来年シアトルで開催されるICRA 2015(5月26〜30日)で行われる予定。 目標とするのは、非構造的環境における自動ピッキング装置で、商用可能なもの。チャレンジ当日は、棚の中から特定の商品を取り出してテーブルの上に置くことが求められる。オブジェクト認識、ポーズ認識、把握プラニング、コンプライアント・マニピュレーショ
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