長年にわたり世界中の人々に親しまれているファストフードチェーン「マクドナルド」。ハンバーガーを注文する際に、店頭でモバイルクーポンを提示した経験がある人も多いだろう。マクドナルドはこのクーポンを筆頭に、数多くのユニークなデジタルマーケティング施策を打ち出してきた。 「“ファンプレイス・トゥ・ゴー”という言葉にすべてが集約されているが、お客様のマクドナルドの体験はあくまでも店舗で起きている。お客様にとって(マクドナルドが)ファンプレイスになるようなコミュニケーションをデジタルによって実現している」――日本マクドナルド デジタル部 上席部長の渡邉英右氏は、同社にとってのデジタルの役割をこのように語る。 マクドナルドでは、顧客の「来店前」「来店中」「来店後」で、それぞれ異なるデジタル施策を展開している。まず、来店前はお得なクーポン情報を配信したり、SNSで情報発信するなどして顧客に来店を促す。そ
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