仙台空港、再開着々 国内線4社は来月25日に <定期便41往復震災前の水準回復> 全日本空輸、日本航空など国内航空4社は22日、仙台空港発着の国内定期便の運航を7月25日に再開すると発表した。1日の運航数は、東日本大震災前から1往復増えて41往復となり、震災前の水準を回復する。 全日空、日航のほか、アイベックスエアラインズ(東京)、北海道国際航空(札幌市)が7月25日以降の運航ダイヤをそろって発表した。路線別では大阪(伊丹)13往復、札幌(千歳)13往復、中部6往復、福岡4往復、成田2往復、小松、広島、沖縄が各1往復。 各社が震災前の運航数をほぼ維持した。アイベックスは震災前の計画通り、中部線2往復を増便。日航は「夜間発着制限の影響」(広報部)で伊丹線1往復を減らした。 宮城県空港臨空地域課は「国内定期便の再開は東北復興の礎になると同時に、仙台空港の潜在力も認めてもらったと理解して