ただいま、東海道新幹線、名古屋に向かっています。明日、みよし市で仕事です。 久しぶりのオススメ本は、波頭亮著「成熟日本への進路 -成長論から分配論へ」ちくま新書です。 皆さん知っていましたか? 「自力で生活できない人を国が助けてあげる必要はない」と答える人の比率が、日本は世界一だということを。 あの自由と自己責任のアメリカでさえ、28% 普通の国なら、ドイツもフランスもイタリアも中国もインドもスペインも、どんな国でも、自力で生活できない人を国が助けてあげる必要はないと答える人の割合は10%以下だというのです。アメリカはかなり例外の国。 ところが、わが日本は、なんとなんと、必要はないと答える人が、38%だというのです。 うーん、なんということだろうね。 以前の新聞記事に、司法修習生と一般市民の比較調査で、凶悪犯罪を犯した未成年者には、大人より厳しい刑罰を課すべきだという一般市民が、半数を超え