2011年01月20日16:44 カテゴリPCBの基礎知識 微量PCBとは? 最近微量PCBと呼ばれるものが、この業界では話題になっています。 昭和49年にPCBの製造、輸入が全面的に禁止されて、それ以降に製造されたコンデンサやトランス(詳しくはこちら)には本来PCBが入ってることはありえないのですが、なぜか微量のPCBが混入されているものです。 これは法令でPCBの使用が禁止されたのですが、PCB絶縁油等を製造していたメーカーの施設内に様々な要因で若干のPCBが残留していて、PCB不使用の製品にも微量のPCBが含まれてしまった為と言われています。 したがって、この時期(昭和49年以降の数年に製造された電気機器(コンデンサ、トランス等)のPCB含有の調査確認を実施して、PCB廃棄物に含有しなかった場合でも詳しく分析を実施することを強くお勧めします。 知らずに処分して環境中にPCBが流出した