だから、起きていることはある意味すべて正しいと自覚して、次の行動を考えることが大切です。たとえどんなに状況が苦しくても、今起きていることが将来の礎になって、成長の元になることは必ずあります。それを見つけてバネにして、前に進んでいこうじゃないか、という考え方です。(169ページより) 悲しいことや苦しいこと、悔しいことは、誰にでも常に起きるもの。でも、起きてしまったことを変えることは不可能。変えることができるのは、未来に対する考え方と行動なのだから、そちらに焦点を当てるべきだということです。(169ページより) 無駄な抵抗をせずに楽になる選択理論心理学という考え方においては、「人は常識や他人の意見ではなく、『自分はこうなりたい』という動機に基づいて思考や行動をしていると、多少迷走することはあったとしても、ちゃんと前に進んでいける」といわれているのだそうです。 一方、「セレンディビティ」という