トレンドマイクロは29日、「クラウドセキュリティに関するグローバル調査」の結果を公表した。5月に、企業・団体に勤めるITシステム導入の決定権を持つ従業員1,200名(日、米、英、独、印、カナダ各200名)を対象に実施したもの。 【その他の画像、より大きな画像、詳細なデータ表など】 その結果、国内ユーザーの半数以上がクラウドサービスを試験的導入中または検討中と回答しており、国内でもクラウドの浸透が進むことが予測される一方で、クラウドの導入に「インフラとデータのセキュリティ」を障壁と考えているユーザーがもっとも多いことが判明した。 パブリッククラウドの導入率は、海外37.3%、国内21%と大きな差があったが、国内でも50%以上が試験・検討段階にあり、今後の浸透が予測された。また、サーバ仮想化を利用中のユーザーと未導入のユーザーでクラウドの導入率に顕著な差がみられ、サーバ仮想化を運用してい