何気なく見ていた ドラマ『G線上のあなたと私』。 『好意を寄せられたら受け入れるか、 拒むなら、相手が納得するように 説明しろって。 それ、暴力ですよね。 人を好きになるとか、 ほんと暴力です』 こんなセリフがあった。 分かる。 『好意』って、 使い方を間違えると、 『悪意』になる。 自分にとっては『好意』でも、 受け手が不快に感じたら、 それは『好意』ではなくなるのに、 それなのに、 人間は、 『人を好きになる心は尊い。 それを拒否するとは何たることか!』 と無理やり押し付ける。 クズ太郎もそうだった。 何度、 『私に関わらないで!』 と言っても、 『そうやって拒否をするのはだめなんだ! あなたは宗教をやってないから ダメなんた! 宗教を信仰するべきだ!』 と強要してきた。 『これって、言葉の暴力だよね?』 と私が言うと、 『俺は何をしても許されるから』 とクズ太郎は得意げに言っていた。