分からないことがあったとき、さっとスマホを取り出して検索窓に文字列を打ち込む──そんな光景が当たり前になった現代。「検索」という日常の何気ない行為をソーシャルアクションに変える、画期的な検索エンジンが存在するのをご存知だろうか。ドイツで誕生したEcosiaは、「検索すればするほど木が植えられていく」というエコな検索エンジンだ。 Ecosiaは、検索広告の収入を利用して植樹プロジェクトを行っている。およそ45件の検索につき、1本の木が植えられる計算だ。プロジェクトでは地域を良く知るパートナーとともに、その地ごとに適した再緑化活動を行っている。プロジェクトには他にも、地域雇用の創出や、農家に対するサステナブルな土地利用教育の意図も込められている。 通常の検索エンジンの場合、1回の検索につき約0.2グラムのCO2が排出されていることになる。一方、Ecosiaの場合は植樹プロジェクトを行うだけでな
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