商店街にあふれていた“ナゾノマスク”が暴落していた。4月中旬ごろからさまざまな業種の店がマスクを取り扱う光景が見られるようになったが、5月に入ってマスクの値段が急激に下がっていた。兵庫県内の商店街で4月下旬、山積みされた謎の中国産マスクを買ってみてから約2週間。“マスク街”になった商店街を、再び歩いてみると…。 【写真】4月下旬にはこんな値段だったが… 神戸市の元町商店街。ワゴンに山積みされたマスクは、軒並み値を消していた。「本日限り!」「転売ではありません」と貼り紙が風になびく。4月25日には1箱50枚入りで3500円から4000円していたマスクは、2500円前後に落ち着いていた。 ステイホーム週間となったゴールデンウイークを過ぎ、マスクに群がっていた買い物客もめっきり少なくなった。店頭でマスクを手に取っていると「お兄さん、うちの店だともっと安いのあるよ」と、カタコトの日本語を話す女性か
緊急事態宣言で旅行や帰省の自粛が求めれらている中、MBCには複数の視聴者から、こんな情報が寄せられました。 「ゴールデンウィーク中の東京発鹿児島行きの飛行機が『満席』だと聞きました。本当にたくさんの人が鹿児島に来てしまうのでしょうか?」 「旅行、帰省は避けてと言われているのに、ゴールデンウィークの飛行機は満席みたいです。危機意識が低いのでは?」 ゴールデンウィークに東京から鹿児島に来る飛行機が「満席」?いったいどういうことなのでしょうか。 全日空のホームページで、ゴールデンウィーク中の予約状況を見てみると・・・5月2日の羽田発-鹿児島行きは、11便のうち5便が「満席」。他の日を見てみても、同じ状況です。 一方、日本航空の予約状況は、多くの便が「満席」または「キャンセル待ち」。この状況について問い合わせたところ、意外な事実がわかりました。 日本航空によりますと、5月の運航は現在、ホームページ
安倍首相は16日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都など7都府県を対象に発令していた緊急事態宣言の地域に40道府県を追加し、対象地域を全都道府県に広げる方針を決めた。期間は7都府県と同じ5月6日まで。全国各地で感染が広がっている状況に歯止めをかける必要があると判断した。 【写真特集】新型コロナウイルス 緊急事態宣言から1週間 首相は宣言発令に先立ち、専門家でつくる「基本的対処方針等諮問委員会」に、追加する40道府県が緊急事態に当たるかどうかを諮問した。諮問委は該当すると判断する見通し。首相は衆参各院の議院運営委員会での事前報告を経て、16日中にも発令する予定だ。 諮問委に出席した西村経済再生相は、発令済みの7都府県以外でも、患者数が急増し、都市部からの人の移動による感染拡大がみられる道府県があると報告した。そのうえで「(4月下旬からの)大型連休中の人の移動を最小化する」ため、全都道
テレビ朝日「報道ステーション」のメインキャスターを務める同局の富川悠太アナウンサー(43)が、新型コロナウイルスの感染検査で陽性と確認されたことが11日、分かった。テレビ界では先月末にタレントの志村けんさん(享年70)が新型コロナによる肺炎で他界するなど、感染が拡大。報道番組でも初めて感染者が出た衝撃は大きく、今後の放送態勢に影響が出るのは必至だ。 【写真】「報ステ」の富川アナと徳永アナ。2人は2メートル以上の間隔を空けていたが… 富川アナに異変があったのは今月7日。政府が緊急事態宣言を発令した日で、番組途中から明らかなかすれ声になり、苦しそうな表情も見せた。終了後には視聴者から心配する声が上がるほどだった。しかし、その後も9日まで通常通り出演していた。 スポニチ本紙の取材では、感染を調べるPCR検査を受け、11日に陽性と確認された。感染経路は分かっていないという。報道番組に携わっているこ
■日本の新規感染者数は圧倒的に少ないという事実 日本政府の新型コロナウイルスへの対策は不十分だったのだろうか? たしかにダイヤモンド・プリンセス号の対応に関しては、「公衆衛生の危機対応として、教科書に載るような悪い例」と米有力紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が報じるなど、国内外から大きな批判を浴びた。しかし、ふたを開けてみればどうだろうか。韓国、イタリア、イランの感染者数・死亡者数が目立ち、ヨーロッパ各国も軒並み日本よりも深刻な状況だ。日本は現状、被害を最小限で食い止めたという見方を、元外務省主任分析官の佐藤優氏が示す。 【図表】新型コロナウイルス、国別の新規感染者数 「日本政府の対応ですが、私はスピーディーに行われていたと見ています。たとえば、WHOは2020年1月30日に、新型コロナウイルスを世界的な緊急事態と宣言しています。日本はWHOの決定を待ってから動くことが恒常的ですが、そ
新型コロナウイルス感染症の影響でマスクの品薄状態が続いている。ただ、マスク工場はフル稼働を続けており、供給自体は続いているはずだ。街中でも、マスクをつけている人は多く見かける。手作りや再利用など、さまざまなケースが考えられるが、新品は一体どこで購入しているのか。 リサーチ・アンド・イノベーションは3月23日、同社が運営する、レシートがお金にかわる家計簿アプリ「CODE(コード)」で登録された大量のレシートと商品のバーコード情報を基に、3月16日~22日の期間にマスクを購入できた場所を分析し公表した。 流通チャネル別でみると、圧倒的に多いのは「薬局・ドラッグストア」。次いで、「コンビニエンスストア」「スーパー」がほぼ横並びで、「ディスカウントストア」が続く。 チェーン店別では、「ツルハドラッグ」での購入率がトップ。2位は「セブン‐イレブン」、僅差で「ファミリーマート」が3位についた。 直近1
安倍晋三首相は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国際オリンピック委員会(IOC)が今夏開催の東京五輪の延期を決めた場合は受け入れる意向を表明した。 【写真】ベネチアの運河がきれいに 新型コロナで観光客減り 首相が延期を容認する姿勢を示したのは初めて。首相は「中止は選択肢にない」とも語った。 IOCは22日に臨時理事会を開き、東京五輪について延期を含めて検討し、今後4週間以内に結論を出すと発表した。首相は23日午前の参院予算委員会でIOCの判断について「私が申し上げた『完全な形での実施』という方針に沿うものだ」と強調。その上で「仮にそれ(完全実施)が困難な場合は、アスリートの皆さんのことを第一に考え、延期の判断も行わざるを得ない」と述べた。 首相は22日夜に東京五輪の組織委員会会長を務める森喜朗元首相を介し、バッハIOC会長に意向を伝えたと説明。「なるべく早く判断した方がいいと私自
イタリアで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染者が爆発的に増えたことを受け、帰国する韓国人留学生が増えている。イタリア現地の大学で交換留学などで半年から1年間勉強しようとしていた計画を諦め、1カ月で韓国に帰ってきたのだ。彼らは「イタリアの人達はマスクをしている人はいなくて、むしろ東洋人を排斥する雰囲気」と口をそろえた。 イタリアを出発して仁川(インチョン)空港に帰国したが、発熱の有無を確認する以外は韓国人への検査は特に行われていないという。イタリア留学を途中でやめて韓国に帰ってきた学生の多くは「もしかしたら」と考えて何のガイドラインもなくても自ら隔離を課している。 9日にイタリアのローマから帰国したイ・ヒソルさん(22)は「新型コロナ感染者が、寝て起きたら1000人増えているのを見て不安が高まって帰国を決めた」とし「ニュースでは状況が深刻に見えるのに外ではマスクをついている人も
(国際政治経済学者・浜田和幸) アメリカの「アレルギー感染症研究所」「国立衛生研究所」「国防総省先端技術開発庁」「全米科学財団」などの委託を受けて行われた「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)媒介物報告書」がまとまった。 今後、プリンストン大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、国立衛生研究所の専門家による内容精査が行われる。その概要が11日に公表された。その報告によると、今回のCOVID-19の感染力のしぶとさが想像以上に大きいことが明らかになった。 要約すると、以下の通りである。「COVID-19のウイルスは空気中であれば3時間、プラスチックなどの表面の場合には3日間ほど滞留する」。そのため、「ヒトは空気感染や媒介物による感染リスクにさらされることになる」。 この発見は重大だ。なぜなら、感染者と接触しなくとも、空気感染でウイルスが拡散する可能性がある。今後、専門家がチームを組み
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く