オランダはイタリアに3−0で快勝。オーイヤー(右)の先発起用など、ファン・バステン監督の采配もさえた【Getty Images/AFLO】 オランダのファン・バステン監督は、ユーロ(欧州選手権)初戦となったイタリア戦で思い切って先発メンバーをいじってきた。今季オランダリーグのMVPを獲得し、充実したシーズンを過ごしたハイティンハをベンチスタートとし、オーイヤーをセンターバックに起用。セビージャでほとんど出場機会のなかったブラルースを右サイドバックに置いた。またセントラルMFもこれまでレギュラーと目されていたデ・ゼーウに代え、デ・ヨンを抜擢した。 ファン・バステン監督は、“トーニ番”を務めたオーイヤーについて「アンドレ(オーイヤー)はセンターバックとしての経験が深い」、ディ・ナターレ封じを命じたブラルースについては「ハリド(ブラルース)はスピードがあるから」と説明。またデ・ヨンの起用は明ら