ここ数年、4-hours writingを実践している。これは、レイモンド・チャンドラーの手紙について書かれた村上春樹の文章から着想を得た文章を書く方法である。たしか『ロング・グッドバイ』のあとがきだったかと思う。方法といっても簡単なもの。 1日4時間とにかく書く 書く以外のことはしない というルールだ。 作家として文章を書いて食べていくには、これくらいしないと駄目だろうと思う。しかし、ルールはシンプルだが4-hours writingを実践するのは難しい。 akizukidの4-hours writing | Moleskinerie 時間の確保が難しい まず、4-hours writingの時間の確保が難しい。フルタイムの仕事をもっていて、妻子がいる身で1日4時間書くためだけの時間を確保するのは困難だ。4-hours writingを始めてしばらくは時間を記録していたが、あまりの時間の