ブックマーク / akouroushix.hatenablog.jp (193)

  • カープが優勝した次の日の釣場の顛末 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    世の中にはよく「何年ぶり」とか申します事がありまして、どちらにいたしましても久しぶりに遭遇する事で大層喜んで参ります。 人間よくしたもので、無いと成ったら途端に欲しくなる、無いものねだりと言う事で御座います。 子共の頃、秋の山には松茸が、無造作にごっそり。子供の手でも拾い集める体で、開いたものなど「開きじゃ!」と、さも邪魔なものの扱いで、ひどい時には足蹴になどしたものです 。 所が近頃では山に入る人など少なくなったところで、山の手入れなど行き届きません。 松茸など欠片も生えぬこととなって、久しぶりに手にしたときなどこれをさも貴重品のように扱うのですから、随分自分勝手が行き届いたものです。 あれでもまかり間違って「優勝」するかもとは、思ったことは有ったのです。しかし25年も無いと成りますと、かなり深刻な無く成り様で御座いまして、金を出したら手に入る松茸よりも無いのですから深刻です、つまり松茸

    カープが優勝した次の日の釣場の顛末 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/09/13
    馬鹿な事をやれるのはこう言うときしかありません。
  • 釣り師と宗教  「船頭 浮気はいけんじゃろう」 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    秋が少しばかりもったいぶって姿を見せて参りますと、どちら様も夏とは違う期待がほのかに漂うので御座います。 相も変わらず釣りに呆ける釣り師も、今まで一番良かった秋だけを思い出してまいりまして、独りよがりで勝手な妄想を膨らますこととなって参ります。 気候が良くなって、段々に釣りに適した日々が続くと成りますと、出てくる出てくる、日頃顔をみせぬ良いとこ取りを狙う、したり顔の釣り師が早朝より大漁を狙うところと成って参ります。 早朝と言いましても中には夜釣りと申しまして、警戒感の手薄と成った魚を狙う夜専門のふくろうのような輩もあることでして、いずれにしても夜討ち朝駆け、忙しく立ち回ることです。 浪士様など昨今ではもっぱら昼専門で御座いまして、昼と申しましても朝早い、朝4時には起き出す所となって参ります。 永年早朝に起き出す習慣など付いて参るところで、目覚ましなど不要、体内時計が組み込まれるところとなっ

    釣り師と宗教  「船頭 浮気はいけんじゃろう」 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/09/10
    sakatsu-kanaさん、ええ自分しか信じていません。 神様仏様は道具ですな。
  • 釣り場で釣り師はこれを恐れる - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    釣り師といいますのは、他に気の効いた芸などなかなか持ち合わせぬところで、そこはやはり釣りをするので御座います。 これを世間様では褒め言葉で「馬鹿の一つ覚え」などと申しまして、賞賛するところで御座いまして、今日も埒の明かぬことに精出してまいります。 釣場と言うのは実に厄介なところで御座いまして、ただ魚を釣ればいいというものでもございません。 そこには人知れず、釣り師同士の密かな戦いなどと言うものが有りまして、お互い静かな、駆け引きと戦いを繰り広げているもので御座います。つまり見えざる足の引っ張り合いで御座います。 いつ頃なのか戦にしろ遊びにしろ競うという術を身に付けまして、悲惨なものから悔しい物まで様々、人様と言うのは競うものです。 釣場でも魚を釣るという、至って個人的な事情に加えて、人様より釣りたいと言うのは奥底に抱えておる物で御座います。 競う上でなんと言っても明確に優劣が出ますのは、釣

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    akouroushix
    akouroushix 2016/09/07
    まあ腕を挙げたら問題は無い事で、やはり工夫と年季の入る事です
  • 釣れないから突くのか、突くから釣れないのか 釣り師から突き師に成った釣り師 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    宙釣りの前川君、梅雨メバルもお終いと成ったところで手持ちぶたさと成るのでした。 前川君と言えば、海中の中層にいる魚にとっては随分迷惑な人物である事で、あれやこれやの手練手管で、今日も海中の魚を煙に巻いて参るので御座います。 魚の習性を知り尽くし、海底の地形まで頭に入っております、その上で絶妙な誘いで相手の弱いところをくすぐるのですから、誠に性質の悪いことで御座いまして、いかに物連鎖の上位に位置するとはいえ、血も涙も無いやりようである事です。 さて魚と申しますに、では一年中前川君の餌に成っておるかと申しますと、そこには拾う神のあることで、一時期には前川君の毒牙がかすりもしない、三味線弾けども踊りもしない時期と言うのが御座います。 釣場は筏で、固定されておるところと成りますと、時節のめぐりとともに季節の魚が入れ替わって参ります。目あての魚もいずれには姿を消してしまうのですから、これは逆ねじ

    釣れないから突くのか、突くから釣れないのか 釣り師から突き師に成った釣り師 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/09/04
    あれこれ持ち出しては、魚と勝負するのですが、いかにもこれは邪道です。
  • 瀬戸内海は逃げられない! 「いつでも 何処でも なんとでも 」  - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    物事に凝るということは、個人の思い込みを他人に知らしめたいという顔が有りますもので、これを突き抜けると他人の顔など気にならなくなりますから、立派な世捨て人ということに成って参ります。 凝りあげた人と言うのは、たやすく他人の手出しが出来ぬことから、程々の扱いは受けるところですが、それとて常人の常識から外れた位置にありますもので、表面の評価と実際は違うものとなって参ります。 渡船場の駐車場に一台の箱バンが入って参ります。取り立てて変わった風ではありませんで、ただ釣具メーカーのステッカーがかなり賑やかに貼ってあるだけで、一見ああ釣り好きの人だなぐらいの装いです。 車から降り立ったのは若い兄ちゃん二人組み、服装はいかにも今風という出で立ちでは御座いませんで、普通を絵に描いたどちらかと言うと地味な部類の戦闘服にあつらえて有ります。 異変に気が付いたのは道具を下ろし始めて、さあいよいよという時で御座い

    瀬戸内海は逃げられない! 「いつでも 何処でも なんとでも 」  - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/09/01
    若い衆の事ですから万事行き届かぬところで、釣りに関って参ります。若さゆえ足りぬところですが、可能性は彼らにしかないところでした。
  • 釣り師の大往生 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    釣りと申しますもの老若男女、物心付いたのから後期高齢者にいたるまで、それは多種多様な人の思惑で賑わって参ります。 一方釣られる魚のほうといいますと、小さいのはメダカから大きいのはマグロ・カジキなど、釣れたら赤子の手をひねるようなものから、競走馬を釣り上げたのではないかと見まがうような奴まで、これも多種再々狙われておるのでございます。 出船前 渡船場には浮世のわずらわしさなど何処吹く風の釣り師が三々五々集まってまいります。大抵のやつが世事のことなどいい加減に畳み込んで、心残りなどちらつくものの程よく振り払ったところで、余り褒められた事でも無いのに血道を上げようとしているので御座います。 「あんたあ老いぼれじゃけえ、冥土の土産に今日はええとけえ座らしちゃる」 「馬鹿あゆうちゃあいけん・・!足腰もまだまだ、目も針を結ぶなんざぁメガネもい  らんわい、それに婆さんが逝ったら、新しいのを貰う算段もし

    釣り師の大往生 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/08/29
    大往生とは一面、心が晴れやかに成る面も有りました。
  • 酷暑の釣り師 「おとなしく白状してもらおうか」  - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    日も暑い中、釣り師の出船前と言う事で御座いまして、罰当たりの面々集うところとなって参ります。 この暑い中で御座います、余程の好き者か世間知らずの素人しか出頭はして参りませんで、あら方は暑さに引き篭もるのです。 朝もやの島の堂、漁師好みの味付けで人気の「船長さん」 この季節の釣り師といえば、それは魚を釣ると言う事も有りましょうが、確かめると言う事もして参ります。 確かめるとは、この環境の中で魚がどの様な習性を持ち、どの様な喰い方をするかと言う事を確かめるので御座いまして、それを知るには酷暑に耐えた者しか分からぬ機微である事です。 社会保険労務士で独立したての浪間君(仮名)は、えぬからと周囲の独立開業阻止の包囲網を掻い潜って今は晴れやかなところです。 かなりの良い会社で、それなりの収入が有ったのですが、どうしても独立開業がしたい、結構な年端で苦労する事もあるまいと言う周囲には目もくれず、

    酷暑の釣り師 「おとなしく白状してもらおうか」  - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/08/26
    hikazeさん有難う御座います。抜け駆けやろうからはしっかり吐き出させます。暑いのでお互い気をつけましょう。
  • 釣り師が最後にたよるもの - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    暑い!から「熱い!」になって、最近では「アジ~イ~」となっておるのですから、もはや正常な人間とはいえませんで、なかば鍋の中のごろごろしたふかし芋という按配で御座います。 釣場なども日に焼けて前後の分からぬ奴、脱力してふやけた挙句力なく座り込む奴、中には焦点が定まらず、何語か分からぬ言葉を発するのまで有りまして、様々試練に耐えるので御座います。 「暑いねえ!」とインド人に世間体を取り繕う差しさわりの無いところで挨拶をいたします。 こちらは釣り師、上空からの照りつける日差しと波間から来る照り返しで、インド人と見まがうばかりの黒さと成ったところで、「暑さはどうかい」と訪ねて参ります。 「丁度いいねえ・・!」  と汗をたらしながら、さも暑さに慣れたところでこれぐらいの暑さで悲鳴を上げる、素人インド人の軟弱野朗の気が知れぬと言わんばかり、とは言いましてもプロのインド人も暑いのは暑いらしいのです。 彼

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    akouroushix
    akouroushix 2016/08/23
    最後は女の人に頼るんだと思います。 マザコンなんですかね。
  • 「猿でも成れるレギュラーに」の落とし穴 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    今年は暑さの中で、スマホ片手に夢遊病者のように、ふらふらと歩き回る人の増えたところで御座います。 夜駅前に行く用事が有ります。いつもとそれは雰囲気の違う事で、大勢の挙動不審者が大勢居ります、挙動正常者が少数成るが故の肩身の狭さ、一歩間違うとこちらが不審者に成りますから、世の中の変化は唐突に生じるもので御座います。 何やら化け物を探しているとかで、そんなものは見た事はありません、いたらとっくに釣り師の餌、餌になるかべられております。 携帯電話が普及を始めて、だれでも安価に利用できるようになってからは、釣り師も連絡や情報の仕入れに便利に使ってまいります。 便利さと言いますのは反面、持ったがゆえの事故にも合うものでして、海中に哀れ撒き餌となって沈没した携帯数知れず、最近では海中に沈まぬケースや防水携帯、浮きの付いたストラップと対策されたものが出没しております。 対策されたものがこれだけ出てま

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    akouroushix
    akouroushix 2016/08/20
    本人はいたって深刻で真面目に事を成すのですが、端から見るとどうしても世間から外れております。そこがどうにもおかしい。
  • ウルトラマンや戦艦大和と対峙する釣り師 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    暑さが厳しいと申しますのはどちら様も同じで、時節の挨拶など頭にどうしても「暑い!」と言う言葉が入ってまいります。 釣場と申しますのは大概が炎天下のもとで行われるものでして、釣り師といえば海上で天から干、終いにはくすんだ釣り師の日干しということで、よほど酔狂な御仁でもなければ絶えられるものでは御座いません。 こちらの常時行く釣り場は海上にあり、対岸が海水浴場と成っております。 砂浜は海砂の採取でやせ細り、海水浴場の体を成す為に何処やらから砂を持ち込んで整えると言う有様、それなら最初から砂の採取などやらねば良かろうとおもうのですが、これまた諸般の諸事情とやらに振り回されるところで御座います。 釣場と海水浴場を隔てる物は日頃は何も無いのですが、海水浴のシーズンとも成りますと一はフロートのみの仕切り、もう一はサメよけのネットがフロートから海底まで張巡らされるところです。 ここの釣場を主戦場にす

    ウルトラマンや戦艦大和と対峙する釣り師 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/08/17
    はい! 殺意を覚えるほど迷惑です。
  • 竿師に成った釣り師の 「エビすくいタモ」 その4 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    さて最後に紹介するのは「エビすくいタモ」です。 エビを生かしておいたクーラーから、このタモでエビを小出しにして使います。 材料は篠竹の細いものを使います。全長が40センチばかりの物ですから、細身の竹ということに成ります。 この矢竹とも言うのですが、どうも色々種類が有るらしく、同じ細さでも強度が違っておりました。今年の冬はしっかり確かめねば成らない事です。 先日来客があって、その方 「らんちゅう」の世界では全日のチャンピオンを2回お取りに成った浅やんだ、その世界では知られた方で、フリーペーパーでそれこそ「らんちゅう」を発行する編集長だ。その向きは無調法なもので、門外漢なのですが出るところに出ると天皇様らしい。 エビすくいタモを見て、一くれと言う事でしたので差し上げたところだが、10万匹生まれる「らんちゅう」の中から良いのを選んで最後数匹まで絞り込む眼力の天皇だ、一番差し上げたくない出来の

    竿師に成った釣り師の 「エビすくいタモ」 その4 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/08/15
    らんちゅうで除外された物は川に流すそうで、値段は付かないそうです。生態系を含めどうなるのでしょうか。
  • 竿師に成った釣り師の  「玉網」 その3 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    お前さん、又豪勢に作ったところでどうなさる、釣具がこんだけ有ると死ぬまで使い切れん、あの世の宛がい扶持かい、と言われる所ですが勢いに任せて作り上げたのですから、あて等有る訳はありません。 自分の使用するものはさておいて、さてどうするかと思うことに成って参りますと、 さてどうしましょう。 売る気かい とも言われるのですが、それとて無調法で手段も無いところ、とても器用には立ち回れません。 余生分でお釣りがくるのですから、やりすぎは何事も褒められません。 さてどうしましょう。 今回は釣り上げた魚をすくう道具「玉網」 タモといいます。 伸びるタイプのものも有るのですが、筏の場合釣り座から水面が近い為1.5Mばかりの長さの物です。 柄は布袋竹やら篠岳を使用しています。これもあぶら抜きの処理をした後、乾かしたものを矯めます。(ためる)とは矯木を使って火であぶった竹の曲がりを修正します。この事を矯めると

    竿師に成った釣り師の  「玉網」 その3 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/08/13
    よく普通に勉強して下さいね。
  • 竿師に成った釣り師の 「団子杓」 その2 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    よくもまあ作る気になってといいながら製作途中では、「あの浪士の野朗が血迷ったところで又新しい手慰みを始めた」と、半ば悪口を広めるところで御座いまして、最後までは行き着くまい、が読みどころでした。 作る浪士様がこれは一番心当たりの有ったところですから、世間の口はやかましいなどとは決して言えない事となって参ります。 あれこれの事で形が終いに差し掛かりますと、世間様随分当てが外れてまいります。 今年の冬は是非にも竹の切り出しには手伝いたい物だと、やや遠まわしの秋波を送ってくるのですから、野暮に近い手のひら返しになって参ります。 このようなものは徹底してやるに限ります。中途の者はその後もすべてにおいて中途の扱いを受けるものでして、ここは一番 埋められない距離を見せ付けておかねば成りません。これで力仕事は他人様、偉そうに思い切り振舞ったところで下仕事は他人様、実に美しい光景が保障されるのです。 この

    竿師に成った釣り師の 「団子杓」 その2 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
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    akouroushix 2016/08/11
    kyu-comさんものすごくデリケートな扱いがいります。 osappiroさん 運命共同体のようなものです。 ちまこ さん やはりそうですよね、ちまこさんにそういわれると安心します。
  • 釣り師 竿師に成る! 釣具の自作を試みてみた その1 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    ここは少々説明のいる所でございまして、なにも浪士様が「アダルトビデオの男優」、つまり竿師に成ったと言うわけでは御座いません。 浪士様は釣り師で有りますから釣竿を作る「竿師」と言う具合に成るのでありまして、粗末な上とても鑑賞に堪えられるものを持ち合わせない身となりますと、白昼堂々己が逸物をさらけるなど、男優には成ってみたいけれどとても成れない事なのです。 と言います事で釣り師が竿師に成ったと言うお話で、ご機嫌を伺うところで御座います。 釣り師の道具などと申しますものは、昔は手作りのものも有ったでしょうがそれぞれに専門の加工職人の手に成るものでありました。 今日のご時勢は釣具メーカーのたゆまぬ陰謀と研究開発によって、安価で均質なものが大量に出回ることとなって、ある程度まではそれで我慢できる、納得して使えるもので御座います。 釣りにおいて、上手と下手を分けるのはちょっとした加減の越えられない壁で

    釣り師 竿師に成る! 釣具の自作を試みてみた その1 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
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    akouroushix 2016/08/09
    まだ 玉網 エビすくい玉網 撒き餌杓の紹介をしてまいります。しばらくご辛抱下さい。
  • 釣り師も驚く「神ってる」ドラッグストアーの販売員! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    釣り師仲間にも凄腕と言われる一種「神ってる」と言われるやつがおりますもので、「あの野朗!・・」と半ば敬遠されながらも神がかった技を認められるところで御座います。 凄腕の中の凄腕と言いますのは、独自の技や着想を繰り出すもので、なかなかに凡人には真似のできぬ存在で御座いまして、頭の一つや二つとっくに飛び出した上に、楊枝咥えて鼻歌など歌っておりますから始末に負えません。ま、それぐらいの高みで釣りなどこなすところで御座います。 「うちの店、粗利の高い新製品の売り上げはいつも一番なんよ!」 唐突に放たれた何気ない話の後段が、世にも恐ろしい話しに繋がろうなどとは、夢にも思わぬことで御座いました。 さるドラッグストアーに勤める人から聞き及んだところによると、かの店では粗利が高い、つまり儲かる新製品の売り上げがいつも一番だと言うので御座います。 創った薬品会社も販売するお店もこの上なく喜ばしい事で、又販売

    釣り師も驚く「神ってる」ドラッグストアーの販売員! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/08/06
    そうです油断もすきも無い世の中ですからね。
  • 又一つ釣場が消えた - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    田島と言う島、今では橋が架かって土と地続き、橋の距離だけ余分であとはなんら土と変わらぬ、島とはいうものの島とは言いがたいところと成って参ります。 昔はフェリーで5分ばかりのところを渡してもらったところだが、それは島に来たと言う感慨の有ったところで御座います。 釣りを覚え初めのころ、この島の牛の首という筏で修練したものです。 牛の首と言うのは田島から突き出た地続きの小さな半島然とした場所で、当初島の形が牛の首に似ているからだと思って、そういえばそのように見えなくも無いなどと思っておりました。 近年船頭いわく、昔 牛の解体をしたところで「出るぞ・・!」などと子供だましをいうのですが、そういえば牛の首には似ていないな、などとこれはいい加減が過ぎると言う事で御座いまして、もうろくしたいい加減な釣り師などとてもまともには相手に出来ません。 この牛の首に有る筏と言うのが、随分潮の流れの速いところで

    又一つ釣場が消えた - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
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    akouroushix 2016/08/03
    寂れなくなるものに、気を惹かれます。あたらしいものより・・・。
  • おとっつあんのような釣り師じゃあ稼ぎが貧しいところだ! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    このくそ暑いのによくもまあ志を立てられるもんだと、感心いたしてまいります。 志を立てるとなりますと相当な決心決意の入る事で、釣り師に成ろうなどという、かなり単価の安上がりな思い付きとは違いまして、それは余程胆力の要る事で御座います。 このくそ暑いのに深く考えてまいるのですから、それはそれで見上げた努力であるとは思うのですが。 「浪士様、決心しました。親にも相談しましたところ、大層な喜びようで親戚一統打ち揃って支援すると言います」 「其れは何をおいてもまずは目出度いことじゃが、はて?何を決心なされた?」 「はい!政治家に成ろうと思います」 おいおい!一寸待っておくんなさいまし、33歳の若造さん。何を志して決心されても良いところだが、小ざかしい奴の成れの果て、とどのつまりで成る職業だ、若造さんのように「白黒」をそのまま白黒言うようじゃとってもやってはいけますまい。 時には白は赤で黒はピンクだっ

    おとっつあんのような釣り師じゃあ稼ぎが貧しいところだ! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/07/31
    どうにかしてあきらめさそうと思っています。市会議員に成りたいらしいのですが、現職の奴らそれはダニのような奴が大勢いますからね。
  • フィッシング カースト  要するに釣場の格付けのことですな - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    世の中には、ついつい序列をつけたがる癖のようなものが有りまして、様々序列をつけてまいります。 釣場におきましても勲章をぶら下げるなどはっきりしたものは御座いませんが、格付けなど強固についておる物でして、釣果が歴然といたしますところから、この呪縛からは逃れようにも逃れられないもので御座います。 この序列格付け成るもの、表立って振りかざすようなものではありませんで、釣りなどと申しますのは、それぞれ納得の違うところで嗜んでおりますから、権威を振りかざしたところで相手にもされませんし、そもそも比べようの無いものに成って参ります。 場インドのカースト制度について、かの国の人に聞きますと、説明も複雑なら、日語も不十分、その上こちらの理解力も不足がちと言う、混乱を極める事と成って参りまして、とどのつまりがよく分からない。 「虎は最近大事にされだして、虎が人間を襲っても怒られないが、人間が虎を襲ったら

    フィッシング カースト  要するに釣場の格付けのことですな - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
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    akouroushix 2016/07/28
    何はともあれ同好の志が増え、大量であればめでたいことです。
  • サビの出た釣り師とアスリート - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    釣りなどと言いますのは。日陰者の手慰みがせいぜいのところで御座いまして、とても日向に出してひけらかすと言う代物では御座いません。 大体がこれに夢中に成るなど、決して褒められた事では御座いませんで、浮ついた歌舞伎者のそしりは免れぬところと成っております。 釣り場に集まるところ、半ば惰性のような顔ぶれでサビの出た釣り師が、何の生産性も無い与太話に興じるところとなって、今日も日がな一日いつもと変わらぬ日になるなと納得しかけたその時・・・。 でた~! 現れた~! 渡船にて華やかに出現した一団、これは若く 成り等 洒落ておって、どう見ても今風、さび付いた釣り師とは対極の人種だ。 この一団筏に降り立ちます。筏の上はくたびれた敗残兵ときらびやかな若武者と言う取り合わせと成って、海上の一角 違和感の展示場と成って参ります。 さて段取りなど付いたところで釣り始めるのですが、洒落者の一団 毛色が変わったところ

    サビの出た釣り師とアスリート - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
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    akouroushix 2016/07/25
    usaoさん、お宅のブログでなぎら健壱懐かしかったです。あの様に飄々と世の中からかって生きれたらなと思います。
  • めげない釣り師の「めげない理由」 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    人それぞれと申しましても、時にはいかにも無謀に付、思わず老婆心の押し付けを図ろうかなどと、思わせる人のあることです。 釣り師A この釣り師はめげない釣り師であることで、よくめげて参るのですが、すぐ次の手立てを考えますので、めげないとめげないの間のめげた隙間のわずかな事です。 何しろ朝一番は天下は我が物との意気込みが有るところですが、糠に釘打つような釣りの世界である事ですから、へたな思惑などそれは無残に打ち砕かれます。 疲労困憊、打ちひしがれた釣り師は神様からの手ひどい仕置きに、精も根も尽き果てることと成るのですが、この御仁だけは立ち直りが異常に早い。 帰りの渡船では早、次の手立ては整う事でめげては参らぬのです。 この男の釣りにおける、めげない性格なる物どうやらつま先から頭のてっぺんまで支配しているらしく、生き方も揺るぎ無くめげては参りません。 最初は税理士を目指すと言う事であったので、「志

    めげない釣り師の「めげない理由」 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    akouroushix
    akouroushix 2016/07/22
    ま さん  余り関係ないように思うのですが、定かなところは本人のみぞ知です。