はじめに Rails 8が新たにリリースされ、SQLiteを本番環境でも使用できるようになりました。 これまで、Google CloudでRailsアプリを運用する際、Cloud RunとCloud SQLを使うと簡単に構築できて便利だったんですが、Cloud SQLだけで最低月2,000円弱かかってしまっていました。 SQLiteは、PostgreSQLやMySQLと違いライブラリとして動作するため、データファイルを保存できるストレージがあれば別途CloudSQLなどのサービスを使う必要がなくなります。 なので、Cloud StorageのバケットにSQLiteのデータを置いて、Cloud RunでGCSバケットをボリュームマウントとして設定することで、ほぼ無料のRails環境が作れそうと考えて試してみました。 インフラ構成 Cloud RunとCloud Storageの構成にしていま
