2023年10月1日から「ステマ規制」が施行となります。自社の対応は今のままで大丈夫なのか、そもそもステマ規制が社内周知できているか不安、といった広告関係者も多くいらっしゃるのではないかと思います。 本連載の第3回は、クチコミマーケティング協会(WOMJ)運営委員会副委員長 ガイドライン担当の山本京輔が、「ステマ規制」の中身を解説します。自社でステマとならないマーケティング活動を行うことができるよう、ぜひご一読ください。 後半では具体的なSNS投稿例なども交えながら、「ステマになる」「ならない」の境界線について考えていきます。 消費者庁の「ステマ規制」とは何か まずは以下のSNSのつぶやきをご覧ください。 ※この投稿は架空のものです KenneyさんがA社のチューハイを飲みながら焼き鳥を食べた感想のようです。一見何の変哲もないこのようなつぶやきにも、見方によってはステマ規制が関わってきます