2017年9月2日のブックマーク (3件)

  • オランダや低地ドイツでは、魔女と言えば牛乳魔女のことだった/アーレント=シュルテ『魔女にされた女性たち』

    低地ドイツやオランダ語圏では、16世紀半ばまで、魔女といえば、牛乳魔女のことを指していました。 牛乳魔女とは、牛乳魔術を使う魔女で、この魔女にかかると、我が家の牛から取れる牛乳の量はごく少ないものになるか、まったく取れなくなります。 命すら奪える魔術に対して、牛乳魔術とは、あまりに些細な感じがしますが、この地方での町に住みながら農業もやる兼業農家にとって、ミルクやそれから手作りするチーズは、自分の家で消費する他に、町で売って現金収入を得る貴重な手段でした。 彼らは農業と家畜を飼うことに加えて、町で雑貨や何かを売ることなど、一切合切で生活できるぎりぎりの収入を得ていました。 そんな中で牛乳の量が減ることは、その家族にとって致命的にもなりかねない事件でした。 牛が病気であったり、餌を十分与えられなかったり、牛乳の少なさを説明できる通常の理由が見当たらない、しかも事態は何年も、複数の牛について続

    オランダや低地ドイツでは、魔女と言えば牛乳魔女のことだった/アーレント=シュルテ『魔女にされた女性たち』
    akupiyo
    akupiyo 2017/09/02
  • 忽然と姿を消した夫は、どこで何をしていたのか? | 自殺大国ニッポンで増える「蒸発する人々」 | クーリエ・ジャポン

    自殺率が世界ワースト6位の日(人口10万人あたりの自殺者数:19.5)では、近年、行方不明となる人々の数も徐々に増えている。親や子供、や夫などの家族を残し、失踪することを選んだ人々は、社会から姿を消し去ったのち、いったいどんな生活をしているのか——? フランス人ジャーナリストによる渾身のルポルタージュが、欧米で注目を集めている。 「日では、毎年約10万人の人々が“蒸発”しています」 そう語るのは、フランス人ジャーナリストのレナ・モジェだ。彼女は、写真家のステファーヌ・レマエールとともに、失踪した日人やその家族を5年間にわたって取材し、『Les évaporés du Japon(日の失踪者、未邦訳)』というにまとめている。 このルポルタージュはフランスで出版されたのち、英訳版(『The Vanished: The Evaporated People of Japan in St

    忽然と姿を消した夫は、どこで何をしていたのか? | 自殺大国ニッポンで増える「蒸発する人々」 | クーリエ・ジャポン
    akupiyo
    akupiyo 2017/09/02
    「日本では、毎年約10万人の人々が“蒸発”しています」
  • 総合職10年で6割離職の現実、会社のホンネを見限る女性たち

    2020年には女性管理職比率を3割にという政府の掛け声とは裏腹に、基幹的な仕事を担う総合職の女性が、これからという時に会社を辞めてしまう動きはいまだに珍しくない。育児期に女性の労働率が下がるM字カーブは緩やかになる一方、厚生労働省の調べでは、総合職女性の採用10年後の離職率は約6割(男性37%)が現実だ。期待されて入社した彼女たちはなぜ、職場を去ることを決めたのか。 社会人てこういうもの? 新卒で大手メディアグループに入社した板倉彩さん(31、仮名)は、営業で外回りの日々を過ごした。誰もが名前を知るような大企業で仕事のやりがいもあり、給料も他の企業に就職した同級生よりも多かったが、とにかく激務だった。 「昼間は外回りの時間、書類をつくるのは午後6時以降」が“常識”の職場で、時間が惜しいので移動中に100件電話をかけるのもザラ。当然、仕事が終わるのは深夜を過ぎ、そこから同僚と飲みに行く毎日だ

    総合職10年で6割離職の現実、会社のホンネを見限る女性たち
    akupiyo
    akupiyo 2017/09/02
    "「あれ?」と思ったのが担当の食品がカフェイン入りだったことだ。「...授乳中でした。担当となると毎日、カフェインを摂取することになる。会社はあまりそういうことに気づいていないのかな、と」"