調査を行ったのは、国際NGOのプラン・インターナショナルだ。 2020年9月から10月にかけて、全国の15〜24歳の男女の学生ら1000人(男子500人、女子500人)(大学生61%、高校生17%、専門学校生9%など)を対象に、インターネットを通じて質問。その内容を「日本における女性のリーダーシップ 2021」にまとめて公表した。 以下にその結果を紹介する(小数点以下は切り捨て)。 「将来リーダーとして責任ある仕事をしたい」と考えている学生は少なく、男子は18%、女子はさらにそのおよそ半分の9%にとどまった。その理由として男女ともに最も多かったのは、「自信がないから」(男子44%、女子50%)。次いで「責任のある仕事をしたくないから」(男子13%、女子15%)だった。 「男は仕事、女は家庭」の価値観は学生時代から